千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

不安に備える(心の準備)

皆様

地震大丈夫でしたか?

 

私は大丈夫でしたが

地元福島に戻ってらっしゃった方々から

 

10年前の震災より

揺れが強かったように感じたと聞いて

 

 

そんなに大きな地震が

地元に来ると思っていなかったので

 

とても心配をしています。

 

 

震災から10年経ちますね。

 

福島生まれ福島育ち

 

千葉県在住10年目になります

鍼灸師 芳賀です。

 

空を見るのが好きなので

 

火曜日か水曜日に、私も地震雲見ていて

 

なにやら、

そこそこ大きめの地震来そうだなとは

見立てていましたが

 

地震の規模までわからない事や

震度6弱と

震度6強で、全く違うし

 

被害も予測できないのが

悩ましいです。

 

 

地震雲とカラスと虫などの

自然の変化で

 

(この辺はそれほどでもなさそうかな。)

という判断をしながら

 

野生の勘は、あるという仮定のもとに生きています

 

 

地震雲とは

 

Wikipediaでは

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/地震雲

 

 

典型的な仮説としては、震源周辺から発生する電磁波が雲の生成に影響を与えるというものがある。

 

地震の発生前には、断層周辺に大きな圧力がかかり、その圧力によってさまざまな現象が起こると考えられている。

 

岩石の中には圧力を加えると電磁波を発生させるものがあり、大きな規模で圧力がかかると大きな電磁波と磁場が発生すると考えられている。

 

〜中略〜

 

電磁波の放射によって、地上にも磁場変化や電磁波放射が及ぶ。高エネルギーの電磁波は気体分子をイオン化させる(霧箱参照)ため、

 

大気中に増加したイオンが水蒸気の凝結核となって雲の成長を促進し、地震雲が作られるとされている。

 

 

との事です。

 

 

科学的な根拠などはないようです。

 

科学的根拠がなくても

 

気候に見合わない雲がある時

 

1週間以内には大きめの地震があると

勝手にあてにしています。

 

 

これを

心の準備や備蓄などを見直す

目安に使っているのです。

 

 

 

毎年、私は、このぐらいの時期から

 

防災の意識を高めるようにしていますが

高めると言うよりは

 

高まるように仕向けてる。と言う方が

的を得ている気がします。

 

自然とソワソワと不安が湧き上がってくる時期でもあるので

 

 

ただただ、不安で過ごすのは

もったいない。

 

 

転んでもタダでは起きたくない性分から

 

 

毎年、不安を思い出すならば

 

対策を講じる時期にしよう!

としているわけです。

 

 

皆様個人個人

あ、そうだ!と思ったタイミングで

良いと思いますので

 

年に一度は

何か自分を不安にさせる事柄に対して

対策を見直してみてはいかがでしょうか。

 

 

備えあれば憂いなし。

 

 

現実は、備えても憂いが無くなることはないかもしれません。

 

例えば

私は、この一年で

完全にパンで胃もたれするようになりましたので

 

水で戻せるご飯などは

必ず備えています。

 

 

家族もご飯派なので

災害での避難生活が長引くと

パン食ばかりでは

気分が滅入ってくるようなので

 

ご飯系で

水でもどせるタイプ

お湯で戻すタイプ

 

何種類かと

 

おかずになる缶詰。

 

レトルトのカレーや

粉末スープ。

 

 

買い物に行かない時

金欠の時

 

キャンプや

山登りする時のために備蓄してる気持ちになって用意すると

(キャンプも山登りも、一人では行ったことありませんが…。)

 

気持ちも上がりますし

 

台風で停電が続いた時も

だいぶ助かりました。

 

数日間は食べていけます。

 

 

いつ、どんな事があるかもしれないと

不安に不安を重ねながら

 

何もしないでいる方が

心の健康を損ねそうだなと思っているのもあります。

 

 

あると思うと

気持ちも強気になれますから

 

前向きな心の準備は

悪くないかなと思うのです。

 

 

他にも

被災した経験だけでなく

今回の新型コロナでも

さまざまな不安やストレスを

 

1人で抱え込んでしまってる方も

少なくないのかなと思います。

 

 

そのような時

どこに相談したら良いか

前もって確認してみませんか?

 

 

例えば

こちら

 

千葉県こころの健康、悩みなどの相談窓口

https://www.pref.chiba.lg.jp/kenzu/kokoro/soudanitiran.html

 

 

福島出身の

被災された方向けには

こちらもあります。

 

ふくしま心のケアセンター

https://kokoro-fukushima.org/fukukokoline/

 

 

10年経ちますが

まだまだ全国平均より高い水準で

不安やストレス

悩みを抱えていらっしゃる方がいるとの事です。

 

 

全国の精神保健健康センター

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html

 

人員を増やすために

研修なども行っていらっしゃるところもあるようです。

 

 

私のように

赤十字の方々や

行政的にも

沢山の方に支えられて

 

その方に

恥ずかしくない人生が送れたら良いなぁと思っていますが

 

実際、その災害の中で

何ができるかできないか。

 

その時にならないとわからないし

 

対策しようもない事も沢山あると思います。

 

経験された大変さは

ご本人でないとわからない事だとは思います

 

ただ、ついさっきまで

「もう、あれから10年経つのかぁ…。」と

思っていたのに

 

まさか、こんな事が!と

言う事は常にあるのだなぁと

 

気持ちが引き締まりました。

 

 

10年前の余震でもあるようですが

 

もっと大きい本震が来ると騒いでる方も居ます。

 

 

嘘か

どうか。

 

それは

わからない事ですので

 

 

冷静に

いつも通り

 

ただ命を守る行動をして頂けたらと思いますし

 

 

私もそうして行けるように

今何が出来るかを常に考えつつ

 

考え過ぎる事なく  

 

次々と備えていかなければならないのは

 

災害大国日本に住む人間の

宿命みたいなものでもあると

 

諦め半分、覚悟半分な気持ちで

それでも、工夫しながら過ごしていけたらと

 

再確認しました。

 

 

とにかく、今すぐ避難しないといけない災害なのか

 

家にいた方がいい場合なのか

 

 

 

土砂崩れする前には

地響きや

川の水が濁ったり

くさい臭いが…。など言われるようですが

 

 

https://www.pref.chiba.lg.jp/kakan/sabou/kikenkasho/yochou.html

 

実際、身の回りでこれに当てはまる事があったら

 

どこに避難する?

家を出る判断をするのはどのレベル?

 

と、災害は地震だけではなく ありとあらゆるものがあるのですが

 

自分だけで

様々に想定したりは難しいので

 

地域の情報を常にチェックしましょう。

 

 

本日もバレンタインデーなので

 

美味しい?チョコレートのかわりに

 

未来の私たちに

何か、備蓄になるものを、と

 

保存できる期限長めの

羊羹を用意して

ウケ狙いにもなるかなと思って

 

息子に渡したら

 

ドン引きされて

全くウケませんでした。

 

 

いいんです。

 

 

どうせ、すぐになんて食べないんだし。

 

そうかと思えば

 

ちょこちょこと、

勉強の合間などに食べるんだろうし

 

今のところ、備蓄などしていたものが

無駄になった事は無いので

 

 

こんなの要らん!

なんて言えてる事が

 

平和で幸せだなぁと実感しながら。

 

 

携帯の充電や

懐中電灯の電池

 

温かい服などを

準備してからお休み下さい。

 

皆様も、どうぞ

健やかさを常日頃から意識していただいて

 

災害に強いメンタルと肉体を持って

日々穏やかに過ごしていただけますように。

 

 

私も、鍼灸とアドバイスでも

 

日常でも。

 

それをサポート出来るよう

頑張ります。

 

ファミール産院きみつ鍼灸外来  

電話番号:0439−57−1135(受付)  住所  :千葉県君津市郡1−5−4  

診療日 :月曜午後/木曜/第2、第4土曜

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