千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

夏のお腹の養生

こんにちは。坂下です。

 

暦の上では立秋も過ぎましたが、まだまだ暑い日が続いています。

 

汗をたくさんかきますから、熱中症心配ですね。

 

かと言って水分たくさん摂ると、

お腹チャポチャポに… ^^;

 

 

胃腸の疲れも出ていますから、軟便の方が増えていますね。

 

お腹が痛い訳ではないので、食べてしまいますが、どうもすっきりしない症状が続きます。

 


こんな時はお粥の方が良いですか?

とのご相談がありました。

 

もちろん病気の後、普通の食事も取れないほど弱っているときは、お粥から始めるのが良いのですが、

ある程度元気な方はむしろ、

しっかり噛んで食べることを意識されることをお勧めします。

 

噛むことで、唾液がたくさん出て

食物がこれから胃に送られるよー

と、脳から指令も出る事で、消化力も上がります。

 


食事の前後で冷たいものを流し込んで、胃腸を冷やさないようにすることも大事です。


温かいお味噌汁や、スープをお腹に入れてから、食事をすることで、ずいぶん変わってきます。

 

 

東洋医学的に見ると

身体の真ん中に脾があります。

胃腸に関係してる、五臓ですね。

 

脾のエネルギーが上手く周り出せば、

余計な湿もさばけて、

身体の重だるさや、関節の痛みも解消されやすくなります。

 

筋肉のように胃腸を鍛えるのは無理でしょ?

と言わずに、

腹八分の食事で、胃腸を労り、この暑い時期を乗り切りましょう。

 

夏を上手く越えられと、秋からの身体の疲れが違ってきますよ。

 

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