千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

体の声を聴いていますか?

こんにちは木嶋です。

 

皆さんは自分の体の声を聴いていますか?

 


私は40代の頃、体の声を無視して

忙しくムリをして働いていた事で

大病をしました。

 

 


自分はまだがんばれる。

こんなもんじゃない。

こんな事でへこたれるなんて!

 


本当は限界なのにがんばって

体も心もすり減らしていた時期が

ありました。

 

 

 

私たちの体は、無理がかかれば

何かのサインを出して知らせてきます。

 


それは「痛み」だったり

イヤだなと思う「気持ち」だったり。

 


元気な時はそのサインをムシして

無理をしがち

 

 

がんばる気持ちに

体がついていけなくなって

「もうムリだよーー!」と体が

サインを出しても

本人には気づいてもらえず

 


最終的には限界を迎えて

自ら体を壊して

強くメッセージしてくるかもしれません。

 


体は悪くなってから治すより

未病と言われる

体が強くメッセージしてくる前の段階

(症状を出してくる)

から


養生して

気をかけて

メンテナンスしてあげる事が

何より大切です。

 

 


普段からこまめに自分の体に

気を向けて

気をかけて

 

「私はこれをやりたいんだけど

これをやったらツライ?」

「これは出来る?」

「このくらいまでなら出来る?」

「今日はがんばったね」

「おつかれさま」

と、自分の体と心と「会話」しながら

暮らしていけたら


健やかな毎日を送れるのかもしれません。

 

 

 


もちろん健全な心と体の為には

運動も必要です。

 

 

むしろ運動出来たらある程度の

体調不良はなくなる気がします。

 


そして動き過ぎたら養生しましょう。

 


動いたり動かなかったり

そのバランスが大切です。

 

行き過ぎ

足らな過ぎではなく


その間でバランスを取って。

 

 

そのバランスは

「どうする?」

「やる?」

「やらない?」

と自分の内側、心と体に聞いて

話し合って決めていきましょう。

 

 

 


内側の自分の声を大切に。

 

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寒い毎日です。

温かく過ごしてくださいね。