千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

疲れ目、充血、乾き目に

近頃空気が乾燥し、暖房の影響もあってか、目の乾きや充血が気になる方が多くなってきました。私もその一人、いいたかたかこです。

 

さて、東洋医学では目は五臓の「肝」と深いつながりのある器官とされています。

肝は体内にたまった毒素を排出しますが、働きが悪く毒素が溜まってくると目の異常という形で現れるのです。

 

近頃では食品添加物などから毒素をため込むことも多く、さらにはパソコンや携帯電話を長時間操作するなどが原因で、目の症状に悩む人も増えているように感じます。

 

そんな方は、肝の働きをサポートする、しじみや牡蠣などの貝類を積極的に取り入れてみましょう。

 

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牡蠣

 

特に目のかすみ、白内障などは肝の機能低下によっておこるので、肝機能を高めるこれらの食材が有効です。

 

また栄養学では、乾き目にはビタミンA、疲れ目には視神経の働きを活性化するビタミンBが効果的と言われています。

ビタミンAの消化吸収を助けるビタミンDの食材もお忘れなく!

 

ビタミンDが豊富なきくらげ、キノコ類、サケなども組み合わせ、疲れ目、充血、乾き目対策をしてみてくださいね!

 

飯髙貴子いいたかたかこでした

 

ファミール産院たてやま 鍼灸外来 毎週火曜9:00-14:00まで

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参考書籍:千葉大学病院の薬膳ごはん より