更年期症状【のぼせやほてり、発汗】について
こんにちは木嶋です。
今日は私も真っ最中の更年期について
特にホットフラッシュ
のぼせやほてり、発汗について
書いてみたいと思います。
🌸【更年期とは】
更年期は女性の生涯のうち
成熟期から老年期に移行する
一時期のことをいいます。
人それぞれ個人差がありますが大体
50歳前後で閉経を迎えることから
その前後、
45歳〜55歳くらいの10年間を指します
🌸【更年期障害の原因】
更年期の症状は
卵巣の機能が低下しはじめ
女性ホルモン(エストロゲンなど)の分泌が
減ってくることにより
ホルモンバランスが乱れ
様々な不定愁訴が現れやすくなります。
🌸【女性ホルモンの働き】
女性ホルモンは女性らしさや
女性特有の排卵などを司っているだけでなく
自律神経を安定させる作用や
骨を丈夫にする作用など
女性な健康に不可欠な働きをしています
そのため更年期で女性ホルモンが
減少してくると閉経を迎えるだけでなく
自律神経にも影響しバランスを崩して
心や体の様々なところに不定愁訴が
出てくるのです。
のぼせやほてり、発汗などは
更年期症状の１つですが
何か別の原因がでなっているという事も
あるかもしれません。
そこでいわゆる更年期障害による
のぼせやほてりなのかどうかを
見分ける必要があるかと思います。
更年期症状はとても多彩で、人によっても
日にちによっても症状は違うことがあります
その日その日で波があります。
もし、のぼせやほてり、発汗が
ずっと収まらなかったり
更年期の年齢に当てはまらない時は
別の原因が隠れているかもしれませんので
確認してみましょう。
🌸【代表的な更年期症状】
ホットフラッシュ、動悸、頻脈、
発汗、手足の冷え
イライラ、不安感、落ち込み、抑うつ
不眠、意欲の減退、集中力低下
肩こり、腰痛
食欲減退、悪心、嘔吐
不正出血、性交痛、頻尿、のどのつかえ感
頭痛、肥満、やせ、むくみ
🌸特に今回ホットフラッシュ
のぼせやほてり、発汗について
まず、西洋医学的にみてみると。。
ほてりやのぼせは…
女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の
急激な減少により自律神経が乱れ
血管か拡張することによって
血液量が増加し起こります。
発汗は…やはり自律神経の乱れにより
体温調節機構が不安定となり起こると
考えられています。
🌸【東洋医学から考えてみると】
ホットフラッシュ
ほてりやのぼせ、発汗は
体を潤したり、鎮静させたり
栄養する体内の水分(陰液)の
作用が少なくなることで
体の熱を作ったり、活力をもたらす気
陽のエネルギーを制御できなくなることで
起こります。
温かい空気が上に昇るように
陽のエネルギーは上へ上へと昇っていきます
これをうまく循環させて下ろしていったり
鎮められないことで
気が上りっぱなしになり
熱化して、のぼせやほてり、
発汗(特に上半身や頭顔面部)が
起きて来るのです。
「火」(陽)を鎮める「水」(陰)の不足です。
また、体内の代謝できなかった余分な水分が
熱を帯びると
体の中心に熱を篭らせたり
それにより水分が汗としてたくさん出たり
する事もあります。
私たちの気の流れは
陰陽五行の五臓とその表裏にある六腑に
なぞらえて代表的に合計12本あります。
その中でも「肝」のエネルギーは
気を上へ、外へ、隅々まで運ぶ作用が
あります。
また「心」のエネルギーは
血を循環させる原動力であり
精神を司っています。
五行でいうと「火」です。
ですので「心」は陽気に満ちています。
これからの季節「夏」は
私たちの中の「心」の気も
自然な環境に影響れて熱くなり
上に昇りやすくなります。
「氣」は
元来上りやすいものなのです。
やはり陰と陽のバランスが大切です。
🌸【ではどうすればいいでしょうか？】
それでも西洋医学的には原因はたった1つ。
卵巣からの女性ホルモンの急激な分泌低下
による自律神経の乱れです。
自律神経の乱れに対するセルフケアは
色々ありますが
🌸【大切なことは。】
「無理をしないこと」
です。
ちょうど更年期のお年頃で
更年期症状が出ていないのなら尚更。
出ている方もそれ以上に。
「無理をしない」です。
女性の一生は様々なステージがあります。
その変化に対応していくだけでも大変です。
私たちはよくやっています。
初潮を迎え、思春期をこえて
妊娠、出産
更年期に閉経…
人間の生理現象だけをとっても
目まぐるしい変化です。
女性ホルモンに翻弄されているといっても
良いかもしれませんね。
しかし、女性ホルモンのお陰でお肌はつやつや
弾力のあるハリ、女性らしさや
妊娠、出産出来る
すごい能力を持ったスーパーな
生き物なのです。
女性ホルモンが私たち女性の健康を
守っているとも言えます。
私たち女性は毎月の月経のたびに波があり
鬱々と落ち込んだり、元気になったり
本当に大波、小波、どんぶらこ。と
よく乗りこなしています。
更年期でしんどい事も
なんだかんだ
がんばっています。
更年期はそんな私たちの
「守り神」である
「女性ホルモン」の力が少しずつ
薄れてきた時期です。
10代20代では少しくらい体や心に
無理をさせても一晩寝たら元通り元気！
などという事もあると思いますが、
更年期が近づいてきたら
いつも自分をがんばらせてきた気持ちを
少し緩めましょう。
気持ちは若いままでよいです。
でも体は別です。
「まだまだがんばれる！」と無理をさせたら
「守り神」の少なくなっている更年期
全然守ってもらえません！！
ですので「これ以上はしんどいなー。」と
感じたらがんばって取り組んでいる事を
一旦やめて
休む。
寝るにしましょう。
体の声を聞いてあげてください。
「もう少しやる？」
「やめる？」
「疲れたね」と。。
「まだまだがんばらなくちゃ！」
「こんな事も出来ないなんてダメじゃない！」
と気持ちが体にプレッシャーをかけ続けたら
体の方が「もうムリだからやめて！」と
強制終了をかけてきます。
それが「自律神経の乱れ」に繋がりますから
🌸私たち女性の体はとても繊細で精密に
出来ています。
沢山の出来事に賢明に向き合いながら
生きています。
疲れたら休む。
甘いものや好きなものを食べて
ホッとするしあわせを感じましょう🌸
わがままで、ゆるゆるで、グダグダでいいです
全然がんばれなくていいのです。
出来なくていいのです。
「今、私は何がしたい？」
「何が食べたい？」と聞いてあげましょう。
更年期は「守り神」(女性ホルモン)の力が
弱くなっている時なのですから
元々がんばれないようになっています。
疲れたら
「あーこれ以上は無理だな〜〜」と
一旦「出来る自分」を諦めて
「出来ない自分」を許してあげましょう。
そう思うと、更年期は
等身大の自分
「こうなりたい理想の自分」と
「残念な現実の自分」のギャップを見つめ
「それでもいい」
「そんな自分でもいい」
「むしろそんな自分が好き」と
自分を許して認めてあげる時期なのかも
しれませんね。
私など毎日
ドジでポンコツな自分に凹みながらも
諦め、それでもいいと慰め
愛して
ナデナデしてあげておりますよ(；∀；)♡
アハハハハ(泣)
案外出来ない自分を許してあげた時に
ホットフラッシュ
のぼせやほてりや発汗は
楽になるのかもしれません。
「守り神」の力が少ない分
自分が自分を助けてあげてくださいね。
今日も自分だけのマイペースを大切に
さくらんぼ来たーー*1♡！！
*1:o(^∇^)o
