千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

女性ホルモンの効果

こんにちは!

なのはな鍼灸外来、月曜日午後担当の梶ユカです

 


以前幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンについてご紹介しましたが、今回からは数回(予定です)に渡って女性ホルモンとよばれるエストロゲン、プロゲステロンについてです

 


女性ホルモン、というとなんか女性らしくなるものかな、という印象ですよね

 


もちろん女性らしく美しさを保つ為にも必要なものですが、

 


イライラや肩こり、冷え性などの不調を防いで健康でいる為にもとても重要なものです

 


まずは、この2種類のホルモンの働きについてです

 


エストロゲンの働き

・髪のツヤをよくする

・肌のうるおい

・胸の発達

・骨を強くする

・代謝を促す

・善玉コレステロールを増やして悪玉コレステロールを減らす

・卵胞を成熟させる

・受精卵が着床しやすい環境を作る

 


プロゲステロンの働き

・体温を上げて妊娠を維持する

・子宮内膜や子宮筋の働きを調節

・乳腺を発達させる

・体内の水分量の調節

・利尿作用

・血糖値の調節

 


一部ですが、このような働きがあります

 


このような働きからエストロゲン(卵胞ホルモン)は美しさのホルモン、プロゲステロン(黄体ホルモン)は母のホルモン、とも言われたりします

 


どちらのホルモンも女性の体において大切な役割をしています

 


分泌量は思春期から20代後半でピークとなります

 


その後の分泌量は減っていき閉経後はほとんどなくなります

 


そのため、閉経前後には更年期症状となりさまざまな不調となって現れます

 


年齢とともに女性ホルモンが減少してしまうのは自然の摂理です

 


体の変化に気付いて上手に対応できるように早めに準備しておくとよいですよね!

 


ホルモンバランスを整えたり更年期の症状の緩和にも鍼灸治療はおすすめですよ!

 


次回は女性ホルモンを整える方法もご紹介しますね^ ^

 

 

 

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