千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

漢方煎じてみました(小半夏加茯苓湯)

こんにちは、渡辺です。

 

今回も大学院の勉強で行っております、煎じた漢方を紹介していこうと思います。

 

本日は、小半夏加茯苓湯です。

内容は「半夏、生姜、茯苓」の3味からなる簡単な処方です。

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今回使用した生薬は、全て白っぽい色のものばかりなので、煎じた漢方薬の色はかなり薄めになりました。(3味しか入っていないので、量が少ないことも影響しているかもしれませんが、、、)

 

香りは、ほぼ生姜ですね。

 

茯苓単体で飲んだことは無いですが、味も香りも殆どないように思います。

半夏も今回の薬では最も割合が多いのですが。生姜の香りに全て包まれている感じでした。

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味は、ほぼ生姜湯ですね。

胃がほっこり温まる優しい感じです。

いくらか飲んでいると、生姜や半夏のピリピリ感が口に残る感じになりました。

 

砂糖入れたら、冬の寒い時に飲みたい感じでした。