漢方煎じてみました【半夏厚朴湯】
こんにちは、渡辺です。
本日の煎じ薬は「半夏厚朴湯」です。
半夏厚朴湯は「半夏・生姜・茯苓・厚朴・紫蘇子(葉)」の5味の生薬から構成されています。
婦人咽中炙れん(れんの字は難しいの平仮名にしてあります)の薬として有名です。
「咽中炙れん(いんちゅうしゃれん)」は、のどに小さい肉片がこびりついた様な不快感の事で、これがある女性に効果があると漢方の古典に記載があります。
今回は紫蘇の葉を使ったので、上の方にまだくっついています。
煎じた後は茶色くなってしまいましたが、煎じる前、水を入れた時は綺麗な紫色に染まりました。
煎じている時も、ほのかに紫蘇の香りがして、今まで煎じた漢方薬とは異なる感じでした。
煎じ薬制作も大量にやると、変な臭いがするなぁと漠然と思っていたものが、何となく入っているものが予想できるようになってきました(経験豊富な先生にはとても及びませんが、、、)
味なのですが、かなり苦いものを想像していたのですが、先週紹介させて頂きました、小半夏加茯苓湯に紫蘇の香りがわずかに香る感じで、サッパリして飲みやすかったです。
喉の調子が悪いのかもしれません。