千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

新型コロナウイルス予防の漢方を作ってみました!

こんにちは、渡辺です。

 

台湾国家中医学研究所の所長さんが出しているガイドラインの内、新型コロナウイルスが陽性でない普通の人が予防にお茶として飲むことを推奨している漢方を煎じてみました。

中身は黄耆、桂枝、甘草、生姜、紅棗、荊芥、桑葉です。

桂枝は桂皮で、紅棗は大棗で代用しました。

 

f:id:akira0704:20200428122923j:plain

見た目は葉っぱ感が強いですが、凄く苦いとかではありませんでした。

昔桑の葉茶を飲んだことがあるのですが、それに近い風味に、生姜の辛さとシナモンの香りがうっすらと混じり、甘草や大棗の甘みが感じるような味でした。

後味も苦みとかが残る事は無く、普通に健康茶として飲むにはやや濃いけど十分私は飲める味でした。(食事中は遠慮したいですね)

日本だと、漢方薬局で全ての生薬をそろえることができます。

黄耆と荊芥以外は、一般の食品でも代用は可能ですが、漢方薬局でそろえた方が品質がある程度保証できるのではないかと思います。

 

紙コップの写真は撮り忘れてしまいました。

すみません。

 

以下のサイトから、日本語版が参照できます。

https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14426