千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

渡辺

素封家で尊栄人はやばいってよ

こんにちは、渡辺です。 今回はずばり「意味のよくわからない言葉を解説」します。 と、仰々しく書き始めましたが、「へぇ」と思ってもらえればよいので、気楽に読んでみてください。 東洋医学にかかわらず、古い本にはたいていよくわからない言葉が出てきま…

疲れが取れないときは、鶏むね肉を食べよう

こんにちは、渡辺です。 疲れを取るには、寝ることが最も効果的ですが、寝ても疲れが取れないよって人は多いと思います。 特に暑くて寝苦しい今の時期はしっかり寝た気がしない日も多いのではないでしょうか? 精神的な疲労や、ストレスによる不眠はこれまで…

暑い夏を乗り切る体のつくり方

こんにちは、渡辺です。 先週から急激に気温が上がり、日差しが強い日が続いています。 コロナウイルスの感染拡大もあり、益々外出を控えた方が良い環境になってきました。 しかし、だからと言って、仕事や家庭の都合などで外出しないといけない人もいるわけ…

漢方煎じてみました【細辛】

こんにちは、渡辺です。 本日の漢方煎じてみましたは、細辛です。 今回も、一つの生薬を煎じて、味や香りなどを確かめました。 水を入れた直後の状態です。 三十分煎じた後です。 色は薄い黄色で、見た目は結構きれいです。 味は、最初あまり味がしませんが…

夏場に外でいっぱい働いたら、くらくらして倒れるよってアドバイス

<超訳>黄帝内経(生気通天論篇第三 その3) こんにちは、渡辺です。 汗をかいたまま放置してると、臭いもそうですが、肌が荒れちゃいますよね 現代ではデオドラントスプレーや香水、汗拭きシートなど色々と汗のケア商品がありますが、それでもちゃんと肌…

呼吸を意識してみよう

こんにちは、渡辺です。 健康の基本は、運動、食事、睡眠です。 この三つに関しては、このブログでもたくさん紹介してきました。 本日紹介するのは、タイトルにもある通り呼吸です。 運動は週に何回か 睡眠は一日1回(昼寝をすれば2回) 食事はだいたい日…

漢方煎じてみました特別編【当帰】

こんにちは、渡辺です。 本日は、漢方の煎じではなく、一つの生薬を煮出して、味や香りを再確認するシリーズです。 実際に漢方を煎じて飲むと、複雑な味がします(そしてあまりおいしくない) 味や香りがはっきりしたものはよくわかりますが、あまり目立たな…

漢方煎じてみました特別編【厚朴】

こんにちは、渡辺です。 2月ごろから朝大学で勉強のために漢方を煎じているのですが、甘草や生姜など分かりやすい生薬以外の味に関して勉強不足だと最近感じています。 なので、一つの生薬だけを煎じて、味や見た目を学ぼうと思いまして、特別編では一種類の…

パソコンを取り換えて思ったこと

こんにちは、渡辺です。 現在大学で使用しているパソコンが古くなり、研究に必要なソフトが起動しないため、新しいものに買い換えました。 まさに、交換真っ最中なのです。 そして、問題が出るわ出るわ 久しぶりに動かしたから、一部埃だらけで、見えないと…

漢方煎じてみました【四君子湯】

こんにちは、渡辺です。 本日の煎じてみたで紹介するのは「四君子湯」です。 構成生薬は「蒼朮、茯苓、人参、大棗、生姜、甘草」の6味からなっています。 四君子と言う割に、6種類生薬が入っているのは、生姜と大棗は食材なので(ショウガよナツメ)、自分…

オルソムニアという新しい睡眠障害

こんにちは、渡辺です。 今日は一回超訳をお休みして、久しぶりに別のことを書きます。 タイトルにもある通り「オルソムニア」に関してです。 殆どの人が聞いたことも無い言葉だと思います。 というのも、オルソムニアはここ最近発見された、新型の睡眠障害…

漢方煎じてみました【柴胡青黛湯(さいこせいたいとう)】

こんにちは、渡辺です。 本日の煎じ薬は、柴胡青黛湯です。 中身は「柴胡、青黛、香附子、川芎、橘皮、黄連、梔子、甘草」の8味です。 あまり使う機会が無いレアな生薬が、青黛(せいたい)です。 青黛は、潰瘍性大腸炎に使われたりもする、抗菌作用が注目…

陽気とうまく付き合うには

<超訳>黄帝内経(生気通天論篇第三 その2) こんにちは、渡辺です。 陽気な人 陽気な笑顔、等々 陽気というのは、元気の源、朗らかな雰囲気、まるで太陽みたいなイメージですね。 古代中国でも、陽気というのは太陽に例えられていました。 そんな陽気の活…

漢方煎じてみました【抑肝散】

暑い日が続きますが、本日も漢方を勉強の為に煎じております。 本日の煎じは「抑肝散」 構成生薬は「茯苓、蒼朮、川芎、釣藤鈎、当帰、柴胡、甘草」の7味です。 認知症に使われることもあるらしく、高齢の犬の認知症にも投薬する獣医さんがいるそうです。(…

【超訳】自然が厳しいのではない、ちゃんと順応できていないあなたの問題だ(by聖人)

<超訳>黄帝内経(生気通天論篇第三 その1) こんにちは、渡辺です。 本日より、第三章、生気通天論篇です。 原文では、解釈が難しい部分も多く、私も自信をもってこれだと言えない部分もあります。(そういう所が古典を読む楽しさでもあるのですが) ここ…

漢方煎じてみました【防已黄耆湯】

今日も今日とて漢方を煎じております! 本日の煎じは「防已黄耆湯」です。 構成生薬は「防已、黄耆、朮、甘草、大棗、生姜」 今回は朮は蒼朮を利用しています。 古典の記載だと「朮」と書かれていると、白朮と蒼朮でどっちなのか議論になる事があります。(…

未病未病と言うけれど、出典はここなんだよって話

<超訳>黄帝内経(四気調神大論第二 その7) こんにちは、渡辺です。 皆さん、未病治してますか? 「未病」って言葉、東洋医学にちょっとでも興味がある人なら聞いたことがあると思います。 今日はそんな未病の由来となった部分の解説になります。 ここの…

漢方を煎じてみました【甘麦大棗湯】

こんにちは、渡辺です。 本日紹介する煎じ薬は「甘麦大棗湯」です。 構成は名前の通り「甘草・小麦・大棗」の3味から成り立っています。 ちなみに「甘麦大棗湯」は「かんばくたいそうとう」と読みます。 なので、生薬の小麦は「こむぎ」でなく「しょうばく…

季節に逆らっちゃいけませんbyきはく

<超訳>黄帝内経(四気調神大論第二 その6) こんにちは、渡辺です。 皆さん養生してますか? 本日も四季の養生がいかに大切かを語っていきます。 では、今日も勉強していきましょう! <超訳> 春夏秋冬それぞれの季節に従った養生をちゃんとしないと、そ…

漢方を煎じてみました【平胃散】

こんにちは、渡辺です。 本日紹介する漢方の煎じ薬は、平胃散(へいいさん)です。 構成は「蒼朮、厚朴、陳皮、生姜、大棗、甘草」の6味の生薬から成り立っています。 古典的には、胸の下が詰まって胃の調子が悪いような症状に利用されていたようです。 ま…

異常気象が起きたら聖人しか生き残れないのか問題

<超訳>黄帝内経(四気調神大論第二 その5) こんにちは、渡辺です。 皆さん養生してますか? 養生って一言で言っても、食事、運動、睡眠、鍼や灸に漢方など様々ありますし、ネットで情報も溢れすぎてて何が正しいのか、何を選んだらいいのかわからず、困…

漢方煎じてみました【半夏厚朴湯】

こんにちは、渡辺です。 本日の煎じ薬は「半夏厚朴湯」です。 半夏厚朴湯は「半夏・生姜・茯苓・厚朴・紫蘇子(葉)」の5味の生薬から構成されています。 婦人咽中炙れん(れんの字は難しいの平仮名にしてあります)の薬として有名です。 「咽中炙れん(い…

冬は人も冬眠しようという養生の話

<超訳>黄帝内経(四気調大論第二 その4) こんにちは、渡辺です。 今回は、いよいよ四季の養生の最後「冬」の過ごし方になります。 原文だと、本当にちょっとの範囲なのですが、ずいぶんと四季の養生の話をしてきたような気もします。 ここまで読んできた…

漢方煎じてみました(小半夏加茯苓湯)

こんにちは、渡辺です。 今回も大学院の勉強で行っております、煎じた漢方を紹介していこうと思います。 本日は、小半夏加茯苓湯です。 内容は「半夏、生姜、茯苓」の3味からなる簡単な処方です。 今回使用した生薬は、全て白っぽい色のものばかりなので、…

秋は寒さに慣れる季節なので、早起きしましょう(コケコッコー)

<超訳>黄帝内経(四気調大論第二 その3) こんにちは、渡辺です。 という訳で、今回は秋の養生ですね。 この文を書いているのは5月ですが、春と夏の養生を読んでもらって分かると思いますが、基本的にその季節の養生だけを守れば良いという訳ではなく、…

漢方を煎じてみました<二陳湯>

こんにちは 本日の煎じ薬は二陳湯です。 内容は半夏、茯苓、陳皮、生姜、甘草の5味です。 臭いはやや生姜の香りがする感じでした。 慣れもあるかもしれませんが、比較的淡白な香りでした。 味は、半夏と生姜のピリッとした感じがほんのわずかにあって、甘草…

古典に学ぶ夏の養生法!

<超訳>黄帝内経(四気調神論第二 その2) こんにちは、渡辺です。 本日は、夏の過ごし方編 特に、ギラギラ日差しが差し込んでくる暑くて鬱陶しい夏の気候をイメージして読んでもらえると、まぁそうだよねって事が書いてあります。 また、瘧(ぎゃく)とい…

漢方煎じてみました【真武湯】

こんにちは、渡辺です。 今回は真武湯です。 中身は附子、茯苓、蒼朮、芍薬、生姜の5つからできています。 色は薄めです。 香りは説明が難しいですが、今回はシナモンや葉っぱ系が含まれていないので、あまり強い香りではありませんでした。 味ですが、甘く…

春の過ごし方を古典から学ぶ

<超訳>黄帝内経(四気調神大論第二 その1) 本日の超訳黄帝内経は、新しい章ですね。 四気と書いてありますが、これは春夏秋冬の4季と同じものとみて良いでしょう。 東洋医学で神は、GODや八百万的な神様の方ではなく、体に宿るエネルギー的なものとして…

新型コロナウイルス予防の漢方を作ってみました!

こんにちは、渡辺です。 台湾国家中医学研究所の所長さんが出しているガイドラインの内、新型コロナウイルスが陽性でない普通の人が予防にお茶として飲むことを推奨している漢方を煎じてみました。 中身は黄耆、桂枝、甘草、生姜、紅棗、荊芥、桑葉です。 桂…