千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

のどの痛みに、大根と生姜を

こんにちは、渡辺です。

 

先日は雪が降りまして、相変わらず千葉は寒いですね。

空気も乾燥していますので、特に体調には自分も含めて気を付けていきたいと思います。

 

先日、日本東洋医学会千葉県部会がありました。

 

そこで色々と教わってきましたので、紹介させていただきたいと思います。

 

乾燥が進むと、のどが痛くなります。

もちろん、体調が悪いときはちゃんと薬を処方してもらうのも手ですが、病院行くほどでもない本当に初期にちょっと工夫するだけで、結果が大きく変わります。

 

寝る前の歯磨きと一緒ですね。

 

 

今回用意するのは、すりおろした大根と生姜です。

(生姜はチューブのやつでも良いですよ)

 

大根おろしをそのままか少し水を加えて、温めます。

(煮たてる必要はありません)

そこに、生姜を溶いて出来上がりです。

 

生姜は入れすぎると辛いので、小さじ一杯も入れれば十分です。

 

飲んだ印象は、結構すっきり飲めました。

蜂蜜レモンやジンジャーレモンティーよりもすっきり感が強かったです。

 

大根は、冷やす効能があるので、のどの炎症(熱)を冷ましてくれる効能があります。

(なので、冷たいまま大量に食べるのは、冬にはお勧めできません)

 

それだけだと、体も冷えますが、温めて生姜を足すことで、体を温めて喉だけをすっきりするように調整してあります。

 

出来るだけ、すりおろしたてを利用することをお勧めします。

 

 

注意ですが、言うまでもなく大量に飲めば効果が上がる訳ではなく、コップ一杯で十分です。

 

それと、飲む時に温めてください。

作り置きや再加熱したものは効果がなくなるそうです。

 

以上、良かったら試してみてください。