千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

風邪の予防にマスクを

渡辺です。

 

最近は風邪の予防以外にも、美容や、ファッション、ニキビを隠したりなどと様々な用途で活用されているのがマスクです

 

マスクに関して、改めて良くわからないところがあったので、調べてみました。

 

まずマスクにはいくつも種類があります

 

使い捨てと繰り返し使えるタイプ

 

風邪用と花粉用

 

サイズ

 

色やデザイン

 

などなど、一体どんなマスクを選べばいいのって位多種多様です。

 

一般的には、それぞれの用途と予算、見た目に合わせて人それぞれ目的に合わせたマスクが望ましいのですが、今回は風邪やインフルエンザの予防の観点からお話させていただきます。

 

まず、マスクを買ううえで一番気にしてほしいのは、マスクは予防ではなくウイルスのばらまきを防ぐものだと認識してください。

 

一般的に販売されている、使い捨てマスクには現時点で明確な風邪やインフルエンザの予防効果はありません

 

しかし、ウイルスを周りに広めない効果はあるので、体調の悪い方は、ぜひマスクをお勧めします。

 

(もちろん口内の湿度を保ち、乾燥を防ぐため完全に効果がないとは言い切れませんが、研究ではぱっとしてないと言うだけです。また、ちゃんと予防効果のあるマスクもありますので、対策されたい方はこちらを参照してください)

 

 

風邪用のマスクですが、一般社団法人日本衛生材料工業連合会によると、使い捨てマスクの場合は一日を目安に交換することが望ましいとされています。

 

一日以内でも、使用状況により

 

  • 強く湿る
  • 臭いがするようになった

 

のような場合は、雑菌が繁殖しやすいか繁殖している状況なので、交換をお勧めします。

 

それと、意外と混同されてしまうのが、花粉症用と風邪用マスクの使い分けです。

 

花粉よりウイルスが細かい為、風邪用マスクの方が目が細かくできています。その為、ウイルスの飛散を防ぐためには、風邪用のマスクを必ず購入するようにしましょう。

 

花粉症の場合は、どっちでも花粉をブロックできます。(比べたことはありませんが、花粉用の方が目が粗いので通気性が良いかもしれません)

 

より確実な効果を考えるのであれば、医療用の顔にフィットするマスクを選ぶべきですが、値段が結構するので、普通の使い捨てマスクを常用されている方が多いと思います。(私も普通の使い捨てマスクを活用しています)

 

しかし、使い捨てマスクでも使い方によって、大きく効果が変わります。

 

特に、サイズが合っていないマスクはどうやっても効果が低下するので、子供用や女性用、男性用と大きさがある程度分けて売られているので、調整してみてください。

 

大きさが合わないと、上下や横の隙間からマスクを通さず外気が出入りするので、特に子供はしっかりとサイズを確認して合ったものを付けさせてあげましょう。

 

本日は、マスクの話でした。

 

 

 

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