千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

今年は丑年その意味は?

こんにちは木嶋です。


私たちの住む世界は常にエネルギーが

ぐるぐると巡り動いています。

地球は自転しながら太陽を中心に公転しています。

 


陰が段々増えていって極まると陽が生まれ

今度は陽が増えていき陰は減っていく

陽が段々と増えて極まると陰が生まれ

増えていき、代わりに陽は減っていきます。

常にバランスを取りながら

ぐるぐると巡っています。

 


一年間の季節は巡り春から夏、秋、冬になってまた春になります。

 


一つの植物に例えると

 


春は

寒さによって固く縮まって

種の核のようなものを大切に

体の奥にしまい

ガードして過ごした冬を超えて

 


温かさと共にゆるゆると動き出し

木の芽が一斉に芽吹き、

成長していく季節です。

 


私たちはその状態を「春」と呼びます。

 


そしてまた季節は巡り冬となる。

 


この大気の作用をよく表しているのが十二支です。

 


私たちはその年の干支(えと)として馴染み深いものですね。

 

 

 

 

 

 

これは全ての生命のサイクル

巡りを

表しています。

 


大きな宇宙も私たち小さな宇宙も同じ

 

 

 

 

 

 

十二支の始めは「子(ね)」

 


「子(ね)」は「孕む(はらむ)」と同じ意味で

子供を身ごもった状態

受精卵が生じた状態です。

 


外は寒い冷たい大気におおわれていますが

体内、地面の中は保温が高まり

「新しい命」が活動しようとしています。

 


昨年2020年は「子年」でした。

考えたら昨年はコロナ禍により

内にこもって、

不安も抱えつつ

コツコツと

大切に何かを育てたような感じも

あるのではないでしょうか。

 

 

 

そして今年2021年は「丑(うし)」の年です。

「丑」の字は「紐」(ひも)の意味があります。

 


「子(ね)」の時にみごもった種子が根を張り

母胎である大地と「紐」で繋がり

母なる大地のエネルギーに

滋養されていく事を表しています。

 


外気はいよいよ寒くなりますが

内側では更に保温する力が高まり

今か今かと発芽する力を蓄えているような

状態です。

 


昨年はコロナ禍初めての事でしたから

私たち全員がどうしたらいいのか

今までとガラリと違う生活スタイルに

なっていく、ならざるを得ない状態で

不安も戸惑いもあったのではと思います。

 


今年は昨年の経験を生かして

今一度みんなで感染予防していきましょう。

 

 

 

東洋医学的な観点からみた自然の摂理

であり、その年の持つエネルギーについて書いてみました^ ^

 

 

 

今年は再来年の発芽、飛躍を感じて

内側で育つ年。

 


皆さまにおかれましても

お体を大切に。

温かく。

 


自分の内側で芽生えた種を

滋養たっぷりに

すくすくとゆっくり(牛だけに)

育ててくださいね。

 

 

 

あけましておめでとうございます。

本年も福々しい良い年になりますように。

 

 

 

 

 


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