千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

舌診

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我々マザーキー鍼灸師は、脈や舌、腹部の状態やツボの反応をみて、

身体をしっかり把握した上で鍼灸治療を行います。


そう、舌の診断においても


舌の色や形、舌の裏側の状態、苔の色や

苔の状態(例えば潤っている、乾いている等)

など、様々な情報をえて、体の中の状態を把握していきます。


たとえば写真にある舌の色。


これは

◉赤いと熱が強い

◉白っぽいと冷えが強い

などとみていきます。


熱が強い=代謝が良い!などと解釈したくもなりますが、東洋医学では中間(中庸:ちゅうよう)が良いと考えます。


強い熱では水分が熱せられ、どんどん水が奪われてしまいます。

なのでバランスが大切なわけですね!


ファミール産院たてやま鍼灸師いいたかたかこでした