千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

継続する効果、セルフケアの重要性

こんにちは、渡辺です。

 

皆さん、セルフケアしていますか?

 

当ブログでも、様々なセルフケアの方法を紹介しています。

人それぞれ、様々な生活スタイルがあると思いますので、会う合わないはあると思いますし、ご紹介した方法以外にも良い方法は沢山あると思います。(日々研究されていますし、我々も勉強していろいろな方法をお伝えできれば良いと思っています)

 

さて、色々なセルフケアの方法が、テレビ、インターネット、雑誌、書籍等々溢れかえっているわけですが、どんなセルフケアにおいても重要なことは「継続」と「無理しない」です。

 

「継続」は言うまでもありません。

運動でも、食事でも、サプリでもある程度の継続が前提に考えられています。

(反対に一瞬で効果が出たり、一回で完結するものは、効果が強い反面、リスクが高い事が多く、セルフではなく、正しく指導された下で行うことが望ましいと言えます)

 

セルフケアの大敵は、「飽き」がきて、他の方法に目移りしてしまうことです。

習慣で言えば、人は3週間継続すると習慣化するそうです。

それよりも早いタイミングであれやこれやと試してしまうと、折角良い方法を行っていても、効果が出なかったり、期待している成果が得られないこともあります。

特に期間が指定されていなければ、ひと月を目安に継続してみましょう。

鍼灸でも、治療を開始して一カ月程度を目安に、継続期間や治療方法を決定していきます。

 

そして、二つ目の「無理をしない」ですが、先程「継続目安は一カ月」と書きましたが、途中で不調になる事もあります。

そういった場合は、無理をして継続しないと言うことです。

鍼灸でも漢方でも、症状が悪化してつらくなれば、診断上は正しい方法でも、違う方法に切り替えることがあります。

我々専門家でも、無理を通さないことがありますので、セルフケアの場合は特に自分の感じ方を大切にしてください。

苦しい、きつい方法は相当な動機付けが無いと、結果的に継続できなくなってしまいます。

サプリや食事では、無理にやりすぎて健康を損なってしまった例もあります。

 

人によって個人差があります。

他人と比較してしまう気持ちは誰もが持つものですが、大切なあなたの体の状態を一番身近でチェックできるのは、あなた自身です。

 

しっかりと「継続」して、「無理のない」範囲でやってみましょう。

 

もし、良い方法がありましたら、ぜひ教えてください。