千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

毎日飲む水のお話

こんにちは、渡辺です。

 

定期的にこのブログをチェックされている方は気付いているかもしれませんが、そうなんです、スタッフが増えました!

実際に来院されている方は、「あぁ、あの先生があの記事書いたんだぁ」と密かに楽しむことができます。

新しいスタッフが増えて、鍼灸外来が益々明るくなりました。

まだ、治療を受けたことないって方は、これを機会に一度足を運ばれてはいかがでしょうか?

 

と、最近の嬉しいニュースを挟みながら、本日は「水」の話です。

 

調査によって差はありますが、どこでも水道水が飲めるのは大体世界の15カ国程度といわれています。

その中でも、日本は世界でトップクラスに安全基準が厳しい国と言われています。

確かに「カルキ臭」「残留塩素」と気になる部分もあると思いますし、水道管の老朽化による水の汚染も心配になります。

一方で、普通に売っている天然水やミネラルウォーターなのですが、皆さん無根拠に「安全」と思っていませんか?

「ミネラル」の量によっては、下痢したりする人もいるんです。

実は、審査基準のレベルで言うと「水道水」の方が厳しい基準を満たしています。

 

もちろん、日本国内で普通に飲む場合は、水道水だろうが、ミネラルウォーターだろうが大きな問題は無いと考えられます。

 

ただ、毎日飲むものなので、少し気を使ってもいいのではないでしょうか?

 

以下豆知識ですが、水道水をよりおいしく飲む場合は「カルキ抜き」が重要になってきます。

普通に飲み水でカルキ抜きをする場合は、40分の煮沸か、日光に6時間以上当てるが一般的ではあるんですが、現実的ではありません。

レモン汁などのビタミンCが含まれているものと混ぜると、塩素が分解されるそうなので、飲み水にレモンスライスを入れるのが一番簡単かもしれませんね。

 

塩素によって髪や肌にダメージがあるらしいので、肌が弱い人や、気になる人はお風呂上りにバケツの水を汲んで使っても良いかもしれません。(一日放置すれば、塩素は殆ど除去できるそうです)

 

それでも気になる人は、浄水器ウォーターサーバーなどもありですが、商品によっては除去力が今一だったり、基準が甘かったりするので、安く済ませようと考えるのであれば、スーパーでボトルを買うと無償でもらえる水を、電気ケトルで沸騰させて飲むのが良いかもしれません。

 

因みに、塩素は消毒殺菌作用があるので、カルキ抜きした水や、ミネラルウォーター(特に口を付けたペットボトル)は早めに飲まないと、今度は細菌だらけになりますのでご注意を。

 

個人的には、楽天やアマゾンで500mlペットの水を購入して、なるべく短い時間で飲み切るのが一番簡単かもしれませんね。