千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

古都鎌倉へ

おはようございます、川見です。

 

先日、久しぶりに鎌倉へ行ってきました。

 

千葉から鎌倉は電車で行くと遠く感じますが、実は電車で1本で行けるので交通の便が良く意外と気軽に行ける場所です♪

 

何を鎌倉にしに行ったのかというと、鎌倉の「まちの大学」という市民講座で大好きな先生が講座を開いていたからです。

 

今回の先生の講座は、「家族の視点で学ぶ介護の世界-自分と家族ともう一度向き合うためにー」というものでした。

 

これからの介護を実り豊かなものにするために必要な「知恵」を先生の経験からシェアさせてもらう講座でした。

 

先生が経験された、特にお母様との最後を振り返りながら、先生の個人的な経験・思いから実務的な介護の構造まで親の看取りを経験した個人の視点から語っていただけた貴重な講座でした。

 

そして、親の介護という大変な状況の中での貴重な経験を通してお母様から命をつなぐ場に向き合われた先生からのお話は当事者からしか聞けないとても内容の濃いものでした。

 

私自身、80歳を目前にした義理の両親と同居しており、「そのときは音もたてずに突然やってくる。」ということを改めて思い出させていただきました。

 

先生の講座の中で、特に印象的だったのは、事前のコミュニケーションが出来ていることの大切さでした。

 

親がどんなものが好きで、どんな生活を送っているのか、普段忙しくて見過ごしがちですが、それらを知っているかいないかで、介護を受ける側の生活の質(QOL)が大きく変わってくるということなのです。

 

当たり前のことといえば当たり前のことですが、今回の先生のお話から、改めて親とのコミュニケーションの大切さを意識させていただきました。

 

 

久しぶりの鎌倉、やはり古都は趣があり、文化が集まり、何とも言えない魅力的な雰囲気でした♪

 

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