千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

引きつるような痛み…。

があります。

 

排卵日になると

下腹部(どちらかというと、卵巣周り)が痛む

 

鍼灸師 芳賀です。

 

鮎川先生の院にも

なかなか行けなくてヤキモキします😭

 

こんにちは、こんばんは。

晴れると、だいぶ過ごしやすく

 

秋の花の香りも漂い、空気も澄んできて

とても気分が良いですね。

 

そんな季節なのに

下腹部が痛いと

 

苦虫を噛み潰したような表情になってるのではないかと思います。

 

 

本日も、自分の話から始めたいと思います。

 

若い頃は、腸の不調が強く

過敏性腸症候群を患っていた事もあり

 

消化器内科の先生には

腸はきれいだから、

子宮内膜症があるかもね。

腸と子宮の間の膜に癒着があるかもね

とも言われていて

 

それが、関係あったのか

なかなか妊娠もしずらく

 

夏に外を出歩くなんて

実は、出来なかったくらい

 

貧血もひどく、フラフラ人間でした。

 

 

生理痛より

生理前は、ホルモンバランスの乱れで

心身共に不安定になるので

落ち込みが酷い時もあれば

イライラで外に当たり散らす事も多く

 

生理後(排卵日)になると

 

とにかく、卵巣周りから、下腹部全体に

引きつるような

内臓を引っ張られてるような

嫌な痛みというか、違和感が強かったため

 

月のほとんどは機嫌が悪く

体調も悪かった私に

 

実の家族も手を焼くほどでした。

 

 

性格や、人間性が出来てない

ダメ人間と思われていたし

私自身も、自分自身を

ダメな人間だと思っていました。

 

 

その頃、鍼灸には通っていましたが

どちらかというと

その頃は、肉体疲労に対する局所治療を行う先生しか知らず

 

 

鍼灸での不妊治療や

体質改善が可能という

東洋医学的な鍼灸治療を行ってる先生には

まだ出逢ってなかったため

 

 

若い頃に、出逢えてたら良かったなぁと

もっと、早くに出逢えてたら

私の人生違ったかもなぁと

 

思う事も出来るかもしれません。

 

性格なのか、そういう考えは持たないのですが

 

 

私が、東洋医学的な鍼灸治療に出逢ったのは

 

それでも妊娠出来、

帝王切開で出産して、

(その頃には、実はもう実家に出戻り、一人で子供を育てる計画で動いていました)

 

だいぶ経ち

 

落ち込みや、イライラ

下腹部の痛みが限界に達した頃

子育てが辛くて辛くて

逃げ出したくなった事を覚えています。

 

実際は

逃げ出すよりも、仕事の都合で

両親と、同じく幼子を連れて出戻っていた

妹に幼子を預けて

 

離れて暮らす事になり

 

週に一度しか家に帰れない時期や

ひどい時には

月に一度、逢いに帰るくらいの時期もあり

 

私の場合は

育児放棄をする以前に

育児放棄状態になったため

 

むしろ、子供への愛情が

普通に戻れた事も大きいのですが

 

 

もしかしたら私…。

という危機感があり

 

様々な機関を巡って

「先生!私おかしいんです!!」と

ほんとに相談して回ったりもしました。

 

 

先生達は

「大丈夫です(精神的な病いではない)」とは言うものの

 

私は信用出来ず

 

自分で調べて

行けるところは行きました。

 

そして、産前から定期的に通っていた

婦人科の先生に相談した時

 

「それは…PMSだと思いますよ。子宮内膜症などは、エコーでみるかぎり、なさそうだし…。出産前後、色々調べてるはずですが、特に何も言われてないのでしょう?

腸も、調べた結果、きれいでしたし、

聞いた限りでは、生理前症候群と言って

漢方が効くと思いますよ」と

漢方を勧めていただき

 

でも…排卵日前後の下腹部の痛みはなんなんだ?

それはスルーなのか?

 

と思いつつも

 

ビックリするほど、

全ての症状が楽になり

 

性格まで穏やかになった感じがしました。

 

 

それと同時期に

鍼灸も、東洋医学(伝統医療的な鍼灸?)をしている先生に出逢い

 

「巡らせる事が

子供の頃から苦手だったのかな?

普通の生活するだけでも大変だったでしょう?」と

わかってもらえて

 

確かに、子供の頃

なにがしかで、入院ばかりしていたし

 

見た目は身長も大きく、

競泳もしていてガッシリしていたので

 

生理が始まる前までは

まぁまぁ、それでも元気な子供でしたが

 

生理が始まってからは

よくわからない不調続きだし

性格も急に月に一日だけ超凶暴になるか

超落ち込むか、超潔癖症になるし…。

 

出産をした後も

 

周りの人は平気なのに

なんで私は出来ないんだというくらい

 

身体がいう事をきかず

 

 

イライラもするし、外にも出られなくなるし

子供と遊ぶのも体力的に辛くて

たいした事でもない事にも

イライラしてしまって、その事に落ち込んだり

 

気持ちで

なんでそうなんだろう…。と自分を責めていたので

 

辛かったとわかってもらえた事で

 

気持ちが楽になったのと

対策が出来る事が励みになったのと

 

実際身体も心も

漢方や鍼灸によって

改善してきたので

 

あげく今では、「私は無敵かも!!」と思えるくらい

 

ちょっとやそっとの事では

ビクともしない体力がついて

 

整体の仕事も、

腕が良いのに、なんだかんだと

身体を壊して辞められてしまう方が多かった中

 

長年働けてこれたのも

鍼灸のおかげなのだなぁと

 

最近、特に思い出すのです。

 

どこの街で働いても

私に合う病院と、鍼灸の先生は

必ず探して

 

その、探すのも

けっこう一苦労でしたが

 

私にとっては、楽しみでもありましたし

 

宣伝をしなくても

腕や口コミだけで食べていける治療院って

カッコいいなぁと憧れがあるので

 

宣伝するのは、かっこ悪いとま思っていました。

が、

 

最近

「もっと早く、鍼灸が良いのを知ってたら良かった!!」と言うお声を

立て続けにいただいた事で

 

考えが少し変わり

 

整体や、リラクゼーション、癒し処と違って

鍼灸は医療行為であり

法律で、宣伝出来る範囲などが決められていて

 

例えば

「ここの鍼灸院では、こういった先生が

こういった施術をします。値段は○○円です!」

 

と、大々的に看板を出して宣伝出来ないのと

 

もともと、技術者気質、職人気質、医療者気質の方が多いせいか

 

商売的な宣伝も、上手な方が多くないように思います。

 

このようなブログやホームページ

SNSなどを使って

上手に宣伝出来る先生も

 

最近は増えているかもしれませんが

 

きっと、一般的には、まだまだ周知されてない事が多く

 

多分、

これから婚活しようかな

妊活しようかな、

まだ、私、更年期には早いわよね。

温活でも取り入れようかな…。

 

な、各世代、各お年頃の女性達にとって

 

鍼灸治療が自分たちに

必要かもしれないなんて

 

思ってもみない方が、まだまだ多いのかもしれません。

 

そういう方が

いつの日か、

 

辛くて辛くて、どこに行っても良くならなくて…やっと鍼灸に出逢って改善してきた…。

 

という流れから

鍼灸を知って下さるのも

悪くは無いかもしれませんが

 

私としては

それでは不満です。

 

 

まだ、沢山の女性達が

耳を傾ける前から

 

地道に鍼灸の良さを

呟いていこうと思います。

 

美容鍼は、

美容から鍼灸に興味を持っていただいて

全体の巡りを意識していただくには

持ってこいのアイテムですし

 

漢方は、

温活に目覚めた女子には

次なるステップかも知れず。

 

その門番に

私のような 体調こじらせ大人女子が

 

鍼灸というアイテムで

 

若い女性達を

冷え冷え、イライラ、ガサガサ、サイクルから

ポカポカ、ウキウキ、うるうる、サイクルへ

導けたら

 

 

若い頃

冷え冷え、イライラ、ガサガササイクルで泣いていた頃の私に

 

まぁ、結果、良かったじゃん。と言ってあげられるかなと。

 

宣伝も工夫して精進せねばなぁと感じている

今日この頃です。

 

それでも、まだまだ

下腹部の頑固な引きつり痛は

今月もやってきたので(やはり、冷えると出やすい)

 

これからも、引き続き

向き合っていかなければと思います。

 

何事も、

こじらせない方が良いに決まってます。

 

こじらせたくない方

 

こじらせてほしくない方がいらっしゃるなら

 

 

ご予約は、こちらのブログではなく

各院に直接

ご相談、ご予約下さいませ。

 

 

 

なのはなクリニック鍼灸外来    

電話番号:043−222−1135(受付)  住所  :千葉県千葉市中央区亥鼻2−2−3  診療日 :火曜/水曜/金曜/土曜    

 

 

ファミール産院きみつ鍼灸外来  

電話番号:0439−57−1135(受付)  住所  :千葉県君津市郡1−5−4  

診療日 :月曜午後/木曜・第2第4土曜

 

 

ファミール産院たてやま鍼灸外来  

電話番号:0470−24−1135(受付)  住所  :千葉県館山市北条2186−1

 診療日 :第2・第4木曜 

 

では

良い週末をお過ごし下さいませ🍀