千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

疲れがとれないときの献立に

ここのところ疲れが取れなくて・・・

慢性的に疲れを感じています・・・

 

などの訴えをよく耳にします。

 

実際わたしも、ここのところしっかり寝れたはずなのに

なんとなくからだがすっきりしていなかったり

身体の重さを感じることが度々あります。

 

このように疲れが取れず慢性的な疲労感や倦怠感がある方は意外と多く、

その原因の一つに「気」の不足があります。

 

「気」とは生命エネルギー

 

これがないと体調を崩しやすかったり、

今、最も気を付けたい「ウイルス」にも感染しやすくなってしまいます。

 

「気」の不足を東洋では「気虚:ききょ」といいます。

気虚の原因もさまざまですが、「胃腸が弱い」と栄養を吸収されにくく、「気」の不足を生じることも!!

また気虚の体質になると身体は冷えやすくなります。

 

今日は気虚を改善する食材をご紹介します

 

 

<「気」を補う食材>

●玄米、もち米、かぼちゃ、やまいも、栗、牛肉、鶏肉、豚肉

 

<胃腸を強くする食材>

●そら豆、キャベツ、じゃがいも、れんこん、いちじく、梅干し

 

<冷えを改善する食材>

●しょうが、にら、にんにく、長ネギ

 

慢性的に疲れがとれない方は是非献立にご活躍くださいね

 

ファミール産院たてやま 鍼灸外来 毎週火曜日担当 飯髙貴子

 

参考:千葉大学病院の薬膳ごはん より