千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

素封家で尊栄人はやばいってよ

こんにちは、渡辺です。

 

今回はずばり「意味のよくわからない言葉を解説」します。

 

と、仰々しく書き始めましたが、「へぇ」と思ってもらえればよいので、気楽に読んでみてください。

 

 

東洋医学にかかわらず、古い本にはたいていよくわからない言葉が出てきます。

 

今回は「素封家」と「尊栄人」ですね。

 

まずは「素封家」

 

「そほうか」と読みます。

 

簡単に言えば、お金持ちのことです。

 

昔の金持ちは、領土や官職を持っている場合が多かったのですが、そういった領主や役人でなくとも、それぐらいお金を持っていた人を「素封家」と呼んだそうです。

 

イメージ的には、商売で成り上がった人が近いのではないでしょうか?

 

資産家や金満家などが類義語ですね。

 

 

次は「尊栄人」

 

「そんえいじん」と読みます。

 

こっちは、おいしいものを食べすぎて、太った人です。

 

昔は、権力者や金持ちしかおいしいものを食べれなかったので、「尊栄」とついています。

特に、食事は多いのに、運動を全然しない人が「尊栄人」になります。

なので、見た目はでっかいけども、骨とかは弱い人が該当します。

 

お相撲さんや、プロレスラーは「尊栄人」とは合わなさそうですね。

 

というわけで、タイトルを解説すると

 

「素封家で尊栄人はやばいってよ」

     ↓↓↓

「金持ちで、運動しないで太ると、健康を害します」

 

となるわけです。

 

まぁ、当たり前のことなんですがね、、、

 

 

ちなみに、ある研究によると

住む環境によって運動量は勝手に変化するそうです。

 

例えば「公園が近い」「駐車場代が高い」「運動系のコミュニティが充実している」

などがあると、人は勝手に運動量が増えるそうです。

 

まだまだ外は暑くて、出るのはおっくうですが、朝晩の涼しい時間にちょこっと運動されてみてはどうでしょうか?

 

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