千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

梅雨によい「ツボ」

梅雨の時期になりましたね。

毎日ジメジメ、どんよりした日が続きますが、かたつむりにとっては絶好の季節です🐌

しかし人間の生活では・・・

洗濯物の乾きが悪い・・・カビが生えやすい・・・

だけでは収まらず、身体においては

消化器の調子がおもわしくない・・下痢をしやすくなった・・・

身体が重だるい・・・ 疲れやすくなった・・・

などなど、困った季節でもあります

湿気によって身体の不調を引き起こす原因を東洋医学では「湿邪」といいます。

この時期は蒸し暑いけど、身体の芯はまだまだ冬からの冷えをひきずっています。

すると体温調節機能もうまく働けず、身体の中に熱がこもっている感覚だったり、

逆に表面はべたべた暑いのに、身体のなかは寒い・・などと熱と冷えのバランスが崩れやすくもなります。

そんな時は、身体の湿気をとりのぞく「豊隆」というツボがおすすめです。

①すねの真ん中あたりの少し外側にあるツボ(写真添付)に両手の親指をそろえます

②一息吸って・・・

③吐く息、ぐーっと押します。

これを3回から5回繰り返します。

水が流れていくイメージが大切です。是非やってみてくださいね。

いいたかたかこでしたf:id:akira0704:20200618124401j:plain