千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

妊婦さんの鍼灸ケア

こんにちは、鍼灸師の川見です。

 

先日、新型コロナウィルスで延び延びになっていた妊婦さんの鍼灸治療の勉強会に参加してきました。

 

わたしは今年、妊婦さんのケアを集中して学ぶことにしています。

 

講師の先生は、妊婦さんの鍼灸治療のエキスパート。

 

妊娠中の鍼灸治療の有効性についてたっぷりと教えて頂きました。

 

実際、わたしも妊娠と出産を2度経験しましたが、お腹の中の赤ちゃんの命も診させていただいていると思うと、妊婦さんのケアはとても責任の重い施術なのです。

 

先生曰く、妊娠中は体の癖が特に顕著に表れる時期とのこと。

 

胃腸が弱い人は、つわりが酷かったり、姿勢が良くない人は、普段以上に腰痛が酷くなったり。

 

体の弱い部分の機能を高め、少しでも健康な状態で過ごすことで、

沢山の栄養を赤ちゃんに十分届けてあげることができ、出産力を高め、

母乳の出を良くし、産後の疲労を緩和させることができるそうです。

 


鍼灸は副作用も殆どなく、安全な方法で、妊娠中のお母さんのケアをすることができます。

 

そして、産後元気に育児を行うための基礎作りにもなります(^^)

 


いいこと尽くめですね♪

 

わたしも妊婦さんの鍼灸ケアに力を入れていきたいと思います。

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