千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

自然免疫を高める

皆様、こんばんは。鍼灸師の川見です。

コロナウィルスは落ち着くどころか、緊急事態宣言まで出てしまいました。

仕事などに影響がある方がほとんどではないでしょうか??

わたし自身も同居している義理の両親が高齢で、緊急事態宣言が出ている間はなのはなクリニックをお休みさせていただくことになりました。

特に美容鍼を受けてくださっている患者様にご迷惑をおかけしますが、ご理解いただけると嬉しいです。

今のところ、わたし以外の鍼灸師は森田先生を始め、通常通り診療を行っております。

このような時期ですが辛い症状は無理せずに、鍼灸外来をご利用ください。

 

今日は風邪の引き始めの対処法をお伝え出来ればと思います。

風邪の引き始めは悪寒から始まることが多いです。

悪寒がするときによいお灸をご紹介します。

首の後ろに「大椎:だいつい」というツボがあります。

風邪の引き始めの悪寒を感じるときは、この「大椎」に温まるまでせんねん灸をしてみましょう♪(大体3壮〔3回〕くらいでしょうか)

このお灸のポイントは寒気(悪寒)を感じた時で、発熱があってからでは少し遅いということです。

寒気を感じたときに「大椎」の部分をしっかりと温めることが大事です。

わたしは一人でも首の後ろにお灸をすることができますが、慣れていないと不安があるかもしれません。

不安であればドライヤーで「大椎」を温めるのもお勧めです(^^)

風邪を引く前にこのように未然に防ぐことが得意なのが東洋医学です。


この不安な時期、悪寒の症状があれば「大椎」の灸を試してみてくださいね♪

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daitui