小青竜湯を煎じました!
こんにちは、火曜日は恒例になりつつある、本日の煎じのコーナーです!
相変わらず、千葉大学和漢診療学で実習をやっております渡辺がお伝えさせて頂きます。
毎回、茶色く濁ったお水を紹介しているだけなのですが、実際に煮出している所や、味などはネットで見てもあまり紹介されていませんので、これを機会に少しでも漢方が身近に感じて頂ければと思います。
それでは、本日は「小青竜湯」になります。
構成生薬は麻黄、桂皮、芍薬、半夏、五味子、細辛、乾姜、甘草が入っています。
煮ている時はシナモンの香り(桂皮)がふわーっと漂ってきました。
注いでから慌てて写真を撮ったので、だいぶ減っています。
味は香りとは違って、少し酸っぱい感じでした。
梅干しの様な酸っぱさですかね?
腐ったような酸味ではありませんでした。
やや甘みがあって、飲むにつれて舌がピリピリしてくる感じでした。
私には合っていたようで、毎日飲みたくなるほどおいしい味でしたが、他の先生方には不評でした。
合っていると、おいしく感じる漢方の不思議ですね。
余りに苦みは無かったです。