貧血について - 千葉の鍼灸便り

こんばんは尾崎悠です^_^

今回は貧血についてです。

貧血とは、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンが減少した状態です。ヘモグロビンは全身に酸素を運ぶ役割をしていて、これが減少すると酸欠状態になりめまいや息切れ、めまいなどがおきます。

貧血の70%は、鉄欠乏性貧血です。これはヘモグロビンの材料であるヘム鉄の不足でおこります。不足すると爪がスプーン状に反り返ったり、髪のパサつき、氷が無性に食べたくなります。

貧血になりやすいのは月経がある女性や成長期の子供などです。

症状の改善は鉄を十分に取ることです。レバーなどの動物性食品や植物性食品、乳製品、卵などに含まれています。動物性食品に含まれるヘム鉄は吸収率が20〜25％と高く効率的です。植物性食品や乳製品、卵には非ヘム鉄が含まれており、吸収にはビタミンCが必要で吸収率が5%です。またヘム鉄の吸収率を高める食べ物はタンパク質(鉄の吸収を高める)や酢、柑橘類(胃酸の分泌を高める鉄の吸収を高める)です。逆に吸収を妨げる食べ物はコーヒーや紅茶、玄米、ほうれん草(生)などです。