更年期障害について
こんばんは尾崎悠です^_^
今回は更年期障害についてです!
更年期障害とは、女性の閉経(平均閉経年齢50歳)の前後10年間に起こる自律神経、内分泌失調の症状をいいます。
原因は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌の低下です。女性ホルモン(エストロゲン)には骨の骨量の維持や血中コレステロールの上昇を抑える働きがあります。
症状は、閉経に伴う月経異常や様々な不定愁訴(倦怠感、動悸、顔のほてり、頭痛、肩こり、腰痛、発汗、冷え、胃腸の不調、手足のしびれ、イライラ、不安感、躁鬱、睡眠障害)です。また骨粗しょう症や肥満になりやすく、生活習慣病のリスクが上がります。
この時期の女性は子育てを終え、親の介護問題、夫や自分自身の定年などの環境の変化が更年期障害の発症に関与しているとされています。症状に個人差があり、ほぼ何もない人もいれば、日常生活に支障が出るほどひどい人もいます。
女性ホルモンの低下は抑えられませんが大豆(黒豆を含む)に含まれるイソフラボンは体内で女性ホルモンと似た働きをしてくれるので症状の緩和に期待できます。また漢方にも使われている葛根にもイソフラボンが含まれています。食材ではこの2つ以外にはほとんど含まれていません。
摂取量は一日75mg、サプリとして上乗せで摂取する場合は30mgです。豆腐100gには20mg、納豆40mgには30mgのイソフラボンが含まれています。
論文もあるので是非見てみてください。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jbrewsocjapan1988/103/12/103_12_927/_pdf/-char/ja