八月一日
こんにちは、渡辺です。
今日はもちろん「八月一日」ではありません。
後々、八月一日にたまたま見ることになるかもしれませんが・・・
投稿した今日は1月17日です。
ではなぜ「八月一日」かと言うと、私の大好きな果物と関連が深いからですね。
ここでピンときた方は、なかなか知識をお持ちの方です。
もしくは私と同じく、その果物に対する愛が深い方ですね。
推理したい方の為に、答えを言う前に「八月一日」うんちくを少し解説します。
ここまで、読んで多くの方は「八月一日」を「はちがつついたち」と心の中で読んでいると思いますが、実は他にもこの漢字は読み方があります。
ちなみに、漢字クイズでも出題されている所を見たことがあります。
(つまりは、珍しい&想像だけでは思いつかない読みです)
一般的な正解は
「ほずみ」
と読みます。
だいたい日本に100人弱、「八月一日」が名字の人がいます。
「穂積」の変形名字ともいわれ
古来は、八月一日に稲の穂を摘んで贈る風習や穂を積む神事があったそうです。
そこから八月一日の別名が「ほずみ」になったそうです。
さて、そろそろ本題に戻ります。
「八月一日」
八月の最初の日
旧暦だと月が見えなくなる、新月の日です。
(だから十五夜は満月なのです(月は約30日で新月から次の新月まで変化します))
日本では新月を「朔」と言います。
「朔」の読み方「さく」です。
そろそろわかりましたか?
八月は八回目の新月
つまり「八朔」
「はっさく」になります。
正解は、ミカンの一種である「はっさく」です
なぜ、果物のはっさくが、八月一日と関係するかはいずれ別の機会に語らせてもらうとして(長くなるので)
八月(旧暦なので現在だと九月中頃)の名前をもつ「はっさく」の話題を今しているかと言うと、ちょうど「はっさく」の出荷シーズンが到来したからです。
スーパーでも、和歌山県産の赤いネットに4つ入った「はっさく」が並んでいるかと思います。
はっさくは
剥きにくい
苦い
固い
と、柔らくて甘い温州ミカンとは毛の色が違う存在です。
硬くて、苦いミカンが嫌いな方には勧められませんが
私は、元々みかんの白い筋まで食べる派の人間ですので、
ミカンのほろ苦さと、酸味が好きな方には是非一度食べてもらいたいと思います。
本当においしいと(私は)思います。
また、需要が少ないフルーツなので大体国産で、旬にしか買えないところが気に入っています。
密かに個人で毎年楽しんでいるのですが、需要がなくなれば生産されなくなってしまうのが世の常です。
人を選ぶ果物だとは思いますが、旬でおいしいですよ!
今年は思い切ってはっさく箱買いした渡辺でした。