食品添加物は体に悪いのか問題
こんにちは、渡辺です。
元気でいたいは誰しもが望むことです。
一方で、健康はテストと違って正誤が明確でないものです。
例えば、健康に良いとされる運動。
やりすぎれば、体を壊しますし
外に出れば、事故に遭うリスクも高まる
疲れて、重要な選択を間違うかもしれない
まぁ、考えたらきりがないのですが、正解がわかりにくいと言うことは伝わったのではないでしょうか?
そして、運動よりも厄介なのが食事。
体に良い食事は何だろう?
これに明確な正解はありません。
一般的には寿命の長さや、病気の発生の具合などを比べることで比較しています。
地中海食や日本食が寿命を延ばす事や、発がん性物質が癌のリスクを高める事はどこかで聞いたことがあるかと思います。
そん中でよく悪者にされるのが「食品添加物」です。
先に結論を言いますが、確かに摂取することにより「発がん性」があると研究されているものはあります。しかし、ほとんどの物質においても十分な証拠がそろっているわけではなく、良くても人体に対する作用は大量に摂取した場合程度の話です。仮に、人体に著しく影響があるのであれば国が規制します。
と言いたいところなのですが、たばこ、アルコール、加工肉など普通にWHOに発がん性があると認められているものが売っているので(年齢制限や分煙などの規制は少しずつ広がっているようにも思えますが)、規制されるかどうかは国の匙加減でしょう。大麻が国によって違法だったり合法だったりするのと同じです。
ただ、一般的に食べて即体に影響が出るものはアレルギーくらいで、一食一食を気にしすぎて、無味乾燥な食事をすることは現実的ではありません。肉体的には健康になるかもしれませんが、精神的には不健康になる人の方が多いのではないでしょうか?
もちろん、出来れば体に良くない物質が少ない食品を検討すべきではあります。
しかし、それは日々できる範囲の事であって、何でもかんでも禁止にしすぎると食べるものが本当に無くなります。
食品添加物を出来るだけ避けるには自分で料理することが最も簡単な方法です。
ちなみに、たまに「無添加」表示の食品がありますが、実は添加されている場合もあります。
例を挙げると、砂糖無添加のパンの場合、混ぜ込むドライフルーツを加工したときの砂糖は含まなくて良いらしく、実は結構緩い部分があります。(もちろん、法律上の抜け道を利用している場合であって、嘘の表示をしたら罰則があります)
あえて書きましたが、ここまで調べ尽くして食品添加物を排除するのが現実的ではないと言いたいのです。
世界各地のおいしいものが、安く手軽に食べれるのは添加物のおかげです。
食べ続ければ体に何らかの悪影響が出ないとはもちろん断言できませんが、それよりもいかに複数の栄養を取れるかを考えた方が私は現時点では良いのではないかと考えています。
実際にバランスを考えれば、炭水化物だらけのパンや弁当、お菓子だけの食事は不可能になりますので、必然的に食材の品目が増えるようになりますし、特定に添加物に偏った食事ではなくなります。
少し食品添加物に関して調べたのですが、日本で添加物に指定されている物でも数百種類あり、指定されていない微量物質まで調べていたらきりがありません。
もちろん避けた方が良いものもあるのは事実ですが、食品の偏り改善の方が効果的だと私は思います。