千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

女性って…。

「女性って、いつもどこかしら

痛いみたいですね」

 

ここ、1週間の間に

4回。

 

違う男性から

出てきた言葉です。

 

 

あまりにも連続で聞かれたので、

(あれ?デジャブかな?)と思いました。

 

こんにちは、こんばんは

デジャブ芳賀です。

 

紳士の皆様に

そう質問された私は

 

すっごく温かい気持ちになりました。

 

(不定愁訴とは、ウィキペディアによると

 

臨床用語。患者からの「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、「なんとなく体調が悪い」という

主観的な多岐にわたる自覚症状の訴えがあるものの、

 

検査をしても客観的所見に乏しく、原因となる病気が見つからない状態を指す。そうです。)

 

 

不定愁訴自体は、

女性に限った事ではないのですが

 

特に女性は

排卵や月経などで

体内で、細胞が微量でも損傷されます。

 

 

その際、

発痛物質という

痛みを感じさせる物質と

 

痛み感覚を増強させる物質が出ますので

 

なんだかんだ合算すると、

月の半分程は、不機嫌です!!

 

もとい。

不定愁訴がある方も

少なくないかもしれません。

 

 

実際は、軽い方

重い方と、個人差があり、

 

同性でも、共感しにくいものです。

 

(この人、怠けたいだけじゃないの??)

 

そう思われたくなくて

やせ我慢する方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

それ故に、

男性に、気付いていただけてるとわかっただけでも

 

穏やかな気持ちになり

嬉しさも相まって

 

血行が良くなりそう。

 

幸せホルモンのオキシトシンや

エンドルフィンのようなホルモンも出て

 

辛かった不定愁訴が、

緩和される事間違いない!!と、

個人的に思いますが、いかがでしょう。

 

 

女性の不定愁訴を伝えるため

イメージしやすいかなと思うのは

 

打撲痛?

 

筋肉を打撲した時の

ズーンとした重怠い痛みに

似ている気がします。

 

内部というのか、

下腹部がドズーンと痛い。

 

やるせない痛みに

ため息も出て

何も手につかない。

 

そんなイメージかと思います。

 

 

特に何があったわけではなくても

イライラしたり

落ち込んだり

 

いつもなら、サラッと流せる事も

気になって気になって

気に病むくらい気になって

 

悲しくなったりする事もあるでしょう。

 

ほぼほぼ、ホルモンバランスのせいです。

生理的なリズムです。

 

かといって、

 

日常に支障が出るくらいでしたら

スルーせずに

 

出来るだけ、早めに

当院のような医療機関へご相談下さいませ。

 

その不定愁訴の原因が

生理的なものか

調べていただいて下さい。

 

そして、

病的な症状でなければ

 

鍼灸の得意分野です!!

 

家族に八つ当たりしてしまって

後から後悔したり

落ち込んだり。

 

努力が足りないと、自分を責めたりしているならば

 

私たちに一度、相談していただけませんか?

 

 

 

月経がなくなり

閉経してからは、

 

女性ホルモン

(プロゲステロンや、エストロゲン)は

 

限りなくゼロに近づいてしまいます。

 

同じ年頃の男性よりも

女性ホルモンが少なくなるなんて!!!

 

 

女性ホルモンは、

皮膚、骨、筋肉、脳、自律神経

体温上昇

 

これらがスムーズに働くために

作用していたホルモンでもあります。

 

閉経前の前後5年間を

更年期と呼びますが、

 

もう、その頃は

気分が塞いだり

涙が止まらなくなったり。

 

急に汗が止まらなくなったかと思えば、

 

手足が冷えて

関節もギクシャク痛む。

 

ああ、もう、、私

おかしくなっちゃったのかしら。

 

私も、すでに、数年前

そういう状態になり

 

婦人科さんに相談に行ったところ

「更年期ですね。老化です。老化。」

 

 

ガーン‼️

まだ、40代に入ったばかりでしたので

かなりのショックだった気がします。

 

が、

 

鍼灸のお陰で、

20代の頃より、、今の方が体調が良いので

 

それで、鍼灸師になりました。

 

これから、どんどん。

骨ももろくなりやすくなる

 

筋力も落ちやすくなってくる。

 

もう、自分では

コントロール出来たもんじゃないです。

 

 

もちろん、男性にも

 

女性の更年期に似た症状が

出る事もあるようです。

 

男性でも気を抜けませんね。

 

性別も、年齢も関係なく

 

辛い時は、辛いんです。

 

人間ですもの!!

 

だからこそ、

相手に気づかってもらえると

嬉しさと、安心感がありますよね。

 

 

これからの時代は

もっともっと、性別や年齢の差を超えて

お互いを思いやれますね^_^

 

健康長寿への道の

情報もどんどん出てくる事でしょう。

 

時間の経過を

幸せ感じて

穏やかに受け入れて

いつまでも健やかで居たいです!!

 

私も、鍼灸師として

幸せ更年期の

キッカケの一つになれますように!!

 

外は寒いですが

心が温まった今週でした☆

 

 

 

 

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