千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

どれくらい歩けば健康になるの?

こんにちは

渡辺です。

 

歩くのは健康に良いのは有名ですが、どれくらい歩けばいいのかは知らない人が多いのではないでしょうか?

ただ歩くだけでも良いのですが、科学的に正しい方法を知ることで、より効果を上げることができます。

 

ちょうどよい研究を見つけたので、お伝えしようと思います。

 

まず、歩く効果を高めるためには、スピードが大切になります。

持ちろん、年齢や体格、病気によってスピードは変わります。

基本的には「軽く息が上がる程度」「ギリギリ会話が可能なスピード」が良いとされます。

 

2000歩 寝たきり

4000歩 うつ病

5000歩 要支援・要介護、認知症、心疾患、脳卒中

7000歩 ガン、動脈硬化骨粗しょう症、骨折

7500歩 筋減少症、体力の低下

8000歩 高血圧、糖尿病、脂質異常症、メタボ(75歳以上)

9000歩 高血糖

10000歩 メタボ(75歳未満)

12000歩 肥満

(2014.11 中之条研究())

 

注意としては、運動に関して医師から指導がある人は必ず医師の指示に従ってください。