千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

腰痛について

こんにちは尾崎悠です。

 

今回は腰痛についてです!

 

腰痛は男性が1番、女性で肩こりについで2番に訴えの多い疾患なんです。実際にブログを読んでる人の中にも腰痛を感じた事のある人はいると思います。

 

腰痛の85%は、レントゲンなどの検査もしても原因がわからないとされていて非特異性腰痛と言われます。残りの15%はヘルニアや脊柱管狭窄症などがあります。

 

非特異性腰痛の大きな原因として考えられているのは精神的ストレスです。また生活習慣や運動不足、喫煙などもあります。

過度なストレスがかかると、自律神経のバランスが崩れてしまい局所血流が行かなくなったり、痛みを過度に感じたりします。

また自律神経のバランスが崩れてると抑うつ疲労感、睡眠障害、めまい、耳鳴り、息苦しさ、動悸、胸の痛み、胃腸の不調、胃が痛い、便秘、 下痢、頭痛、など様々な症状がおこります。

 

自律神経のバランスを調節するには汗をかく程度の運動、深呼吸、早寝早起き、よく噛んで食べるとセロトニンというホルモンが分泌されて自律神経を調節してくれます。しかし3ヶ月以上継続することが大事です!

また鍼灸をするとそのセロトニンが分泌される研究報告もあるので運動が痛くてできない場合は鍼灸で痛みを和らげてから運動するのがおすすめです^_^