千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

台風から考える日々の養生の大切さ

こんにちは、渡辺です。

 

先日の千葉に直撃した台風は凄かったですね。

大変な被害にあわれた方もいらっしゃると思います。

 

(私は幸運なことに、国際学会へ出張中だったので直接的な被害は免れましたが)

9日の午後に日本に戻ってきて、遅延したり、運転見合わせしている中、何とか乗り継いで帰宅しました。

 

下の写真は、翌日青葉の森公園で撮影したものです。

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太くて、しっかりと根を張った大木が、無残にも横倒しにされています。

 

この状況を見て、人間にも当てはまるのではないかと思います。

 

普段健康な人(上の写真の様にしっかりと根を張り、ちょっとやそっとの事では全く問題ない人)でも、大きなストレスやショック(台風の様な)が来ると、この写真の様に健康を壊してしまうのではないかと言うことです。

 

常にビクビクしているのも良くはないと思いますが、「自分は健康だし、大丈夫」と思っていても、もしかしたら台風なような大きな負担が自分に襲い掛かってくるかもしれません。

 

東洋医学には未病を治すと言う言葉があります。

健康であると、自分の体をおろそかにしがちですが、たまには労わってあげたり、チェックすることも大切なのではないかと改めて思いました。