第70回東洋医学会学術総会@京王プラザホテル
森田です。
前回の記事で、これからは学会で発表したらブログで報告すると書きました。
しかし、また例の如くしていなかったという...。
そして従業員からの突き上げもあり笑、書かせていただく流れになりました^ ^;
大変今更なのですが^ ^;、6月に新宿の京王プラザホテルにて行われた、東洋医学会学術総会で発表をしてきました。
伝統医学には瘀血(おけつ:血がドロドロとしているような状態)という考え方があります。
その瘀血のサインの一つとして、舌裏の血管が怒張するというものがあります。
今回の報告は、動脈硬化の初期段階と言われる血管内皮機能障害と舌裏にある血管の怒張とを比較したもので、タイトルは「血管内皮機能障害と舌裏静脈との関連について」です。
動脈硬化は進行すると心疾患、脳血管疾患を誘引します。
双方とも日本人の死因3位以内に入るため、とても危険な病気です。
その動脈硬化に伝統医学のアプローチで、早期発見や予防的措置をとることが可能なのではないかと考えています^ ^
被験者の数が少ないと、うまくいかない時もあるのですが、キレイな結果がでたので発表させていただく流れになりました。
これからも臨床に生かせるような、報告をできる限り行っていきたいと思います。