千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

鍼は何からできているでしょう?

こんにちは! 石山です(*^-^*)

夏本番で夏祭りが多く、わくわくしているこの頃~(^^♪

今年は夏が短いですから、濃く楽しまなきゃですね!

 

私は金属アレルギーがあるので、夏にネックレスをつけて汗をかいている人を見ると

それだけで私も痒くなりそうになります(^-^;

 

鍼は金属アレルギーでも大丈夫ですか?

という質問をされることがたまにあります。

 

一般的に使用されている鍼はステンレス製なので、

金属アレルギーの人でもほとんどの人が問題無く受けていただけます。

 

 しかし、鍼灸学校に入学した際に初めて手にするのは「銀鍼(ぎんしん)」!

つまりステンレスでは無くて銀を含んだ鍼なのです!!

(※学校により違う場合もあります)

 

材質が銀という事は柔らかいのです(*^-^*)

柔らかいという事はよく しなり ますので、力加減によってはすぐ曲がってしまいます(+_+)

しっかりとした力の量、方向、丁寧さが揃わなければなりません!

なので初心者の学生の頃は銀鍼で慣れ、そして銀に比べたら硬いステンレスへと変えていくのです。

 

現在は9割以上の鍼灸院がステンレス製の鍼を使用していると言われますが、

中にはこだわって「銀鍼」で施術をしている鍼灸院もあるようです(^_^)

 

 

銀鍼のメリットとしては

  ☆鍼を刺すときの痛みが少ない

  ☆熱伝導率が高い

  ☆柔らかい

 

デメリット

  ★酸化しやすい

  ★腐食しやすい

  ★耐久性に劣る

 

というメリット・デメリットはあります。

耐久性に劣るというのに、鍼に電気(パルス)をかける場合は銀鍼ではなく、

ステンレス製という決まりもしっかりあるという事に繋がります。

 

 

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電話番号:0439−57−1135(受付)

住所  :千葉県君津市郡1−5−4

診療日 :木曜

 

ファミール産院たてやま鍼灸外来

電話番号:0470−24−1135(受付)

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診療日 :第4土曜

 

鍼灸整骨院TAIU 

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住所  :東京都千代田区神田須田町2−17

診療日 :第1・第3土曜