千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

紫外線にダメな果物ーソラレンの怖い作用ー

こんにちは、渡辺です。

 

最近

「果物が実は紫外線を吸収しやすくなる効果がある」

と言った感じの話を聞きまして、実際どうなのかを調べてみました。

 

果物と言うと、むしろ紫外線によるシミへの効果がある栄養素<ビタミンC>を豊富に含む事から、肌に良い食べ物だと考えておりました。

 

スムージーといえば、果物も入っていて、モデルさんや芸能人も美容の為に飲んでいる話も聞きます

 

南国の綺麗な人はフルーツをたくさん食べているイメージがあります。

 

レモンパックなんかも(ずいぶん前ですが)流行ったかと思います。

 

 

しかし、残念ながら、特定の果物には「ソラレン」と言う、紫外線を吸収しやすくする物質が含まれており、摂取することで大体2~6時間は肌が紫外線を吸収しやすい状態になってしまうそうです。

 

特に、柑橘系の果物にはこの「ソラレン」が多く含まれているようなので、朝や昼に食べることはお勧めできません。

 

また、キュウリやシソ、三つ葉、セロリなんかは果物ではありませんが、ソラレンが含まれているそうです。

 

なので、朝や昼に

サラダやあえ物として、キュウリやシソ

食後のデザートにオレンジやグレープフルーツ

等をたくさん食べると、シミやそばかすが出来やすくなってしまいます。

 

日が沈んだ後の夕食でこれらの食材を食べるのは問題ありません(朝にはソラレンの効果が消失しています)

栄養を考えると食べないにはもったいないので、時間を考えて食べていきましょう!

 

特にこれから紫外線が強くなる季節

少しでも外に長くいる人は、日焼け止めも大切ですが、食事を見直しても良いのではないでしょうか

 

逆に朝食べたい果物や野菜に関しては、次回お話していこうと思います。