千葉の鍼灸便り

大学病院・民間病院で勤務している鍼灸師のブログ。日本中に病鍼連携(病院と鍼灸の連携)を広めることを目的としている。

ガンは怖いので予防しようって話

発がん性物質」ってよく聞きますよね?

 

発がん性物質とは、厚生労働省のe-ヘルスネットによると『がんを誘発するか、またはその発生率を増加させる化学物質。』だそうです。

要するに、がんになりやすくする物質です(そのまんまですが・・・)

 

国際がん研究機関 (IARC) によると、グループ1(ヒトに対する発癌性が認められる (Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境)には120種類の物が記載されています(1)。

中には、ヒ素アスベスト放射線なんかが書いてあります。

 

そして、怖いのが我々が普通に食べてるあれも、このグループに記載されていることです。

 

それが、「アルコール」と「加工肉」。

 

つまり、お酒とベーコンやハムなどですね。

 

お酒は、百薬の長と言われるように、健康にも関係がありそうな飲み物ですが、発がん性がある飲み物です。

1つ考えられるのは、現代に比べお酒がを造る技術が未熟なうえ、管理も完全密閉とかは難しかったと思いますので、アルコール量が少ないお酒が一般的だった為、アルコールよりも、お酢の様な発酵飲料としての部分が体に良い作用があったとしたのではないかと考えています。

 

加工肉も含めて一食で大きく変わるものではもちろんありませんが、がんが心配な人はお酒や加工肉を少し減らしてみると良いかと思います。

 

(1)ウィキペディア「IARC発がん性リスク一覧」

https://ja.wikipedia.org/wiki/IARC%E7%99%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E6%80%A7%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E4%B8%80%E8%A6%A7