東洋医学を学ぼう4
渡辺です
本日も「黄帝内経(こうていだいけい)」に関して解説をしていきます。
前回は、「人の寿命は100年、しかし養生しないと短くなる」ということでした。
それでは、どのようにすれば健康に長生きできるのでしょうか?
岐伯先生によると4つのポイントがあるそうです。
1、季節に合わせた生活を送る。
2、食事は節度を守る。
3、寝る時間起きる時間は規則正しくする。
4、疲れ、ストレスをため過ぎない
いかがでしょうか?
1は少し大雑把な感じだと思いますが、当たり前のことしか言っていません。
また、そうする為に欲望を抑え、心を平穏にするように心がけることが重要であるといっています。
人をうらやみ、今の生活に不満を持ったり
多くを欲しがったり
悪い面ばかりに意識を向けていると、邪風(病気の原因)に体を侵されてしまう。
こうなると、体はますます弱り、果ては若くして亡くなってしまう。
一方で、今手に入るもので満足して
目の前の食事をおいしくたべて、食べ過ぎることなく
お酒に溺れない
夜はだらだらと起きているのではなく、朝はシャキッと起きる
無理して働きすぎず、ほかの人に惑わされずに生きる
そうすると、邪風をかわし、100歳を迎えても若々しく生きることができる。
まとめると、正しく生きる心得(ルール)を知り、守ることで、肉体もそれに合わせて健やかに長生きできるということだそうです。
しかし、実際に毎日理想的に生きることはできないわけで、本の大半は邪風に関して書いてあります。
次回は、一時某テレビCMで流れていた、男性は8の倍数、女性は7の倍数で体質が変わる部分の解説を行います。
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